■ アクリル製 ネームプレートの製作
アクリルはレーザー加工によって凹みますが、木材などのように色が出ません。そこで耐水性のアクリル絵の具を使って色入れします。 W色ABSプレート等の2層板を用いれば加工して削れた部分がそのまま図柄になりますが、塗料を使い色入れをおこなえば、さらに多色で多彩な表現が可能です。
アクリル板から切り抜く場合、保護紙は付けたままにしておきます。
写真ではネームプレート用の
プラスプレート
(名札用の大きさに予めくり抜かれている)にマスキングテープを貼ったものを用いました。
ネームプレートのアタリ位置をあらかじめレーザーで付けておきます。写真では紙にアタリを付けていますが、複数個作成するときは、スチロールボードやアクリルでネームプレートの型をくり抜いたものを作っておくといいかもしれません。
アタリ位置にネームプレートを置き加工を開始します。
彫刻された部位だけ保護紙が剥がれ、これが色入れする時のマスクになります。
剥がれた周囲が汚れますが水を付けた筆等で軽く払って落とします。強くこするとマスクが剥がれるので注意してください。
剥がれた周囲が汚れますが水を付けた筆等で軽く払って落とします。強くこするとマスクが剥がれるので注意してください。
アクリル絵の具で色を入れます。今回使用したアクリル絵の具は、リキテックス社製のものです。絵の具をパレットに取ってもいいのですが、無駄が出ないよう直接筆に取って塗りました。2度塗りするとムラがなくなります。2度塗りの間隔は2,30分程度です。
複数の色を使うときは筆を水洗いしてから他の色を使います。また、全ての色入れが終わった後も必ず筆を水洗いしてください。アクリル絵の具は乾く前は水性ですが、乾くと耐水性なので落ちなくなります。乾いてしまった場合は専用のリムーバーを使って落とします。
複数の色を使うときは筆を水洗いしてから他の色を使います。また、全ての色入れが終わった後も必ず筆を水洗いしてください。アクリル絵の具は乾く前は水性ですが、乾くと耐水性なので落ちなくなります。乾いてしまった場合は専用のリムーバーを使って落とします。
半日以上かけ充分乾燥させてからマスクを剥がします。ピンセットやセロハンテープを用いて剥がします。