■ 彫刻・傾斜彫刻時の助走距離の調整 注意
・加工品質が変化する場合がありますので、仕上がりを見て、自己判断で行って下さ
い。
・助走距離を初期値よりも長くするのは、基本的には加工品質に変化はありません。
※ 設定変更は、レーザー加工機およびLaserCutの操作に熟練したユーザー
様が、内容を理解した上で行って頂くことを前提にしています。マシン設
定の変更は、レーザー加工機の動作およびレーザー加工品質に影響を与え
ます。誤った設定は問題を発生される場合があることをご理解の上、行っ
て下さい。
■ 彫刻・傾斜彫刻時の助走距離の調整
@ メニューの「ファイル」−「マシン設定」をクリックし、マシン設定ダイアログを開きます
A マシン設定ダイアログの左ペインにある「彫刻」クリックして下さい。
B 設定を確認します。助走距離の設定値は「加速の長さ」です。
設定は弊社出荷時は機体によって異なります。またユーザーが設定を変更した場合もあります。従って、下図とは内容が異なります。
上図例では、25.0[mm]になっています。この数値を小さくすることにより、助走距離を短縮できます。
※ 何も設定がされていない場合は、【追加】ボタンをクリックして、設定を作って
下さい。
C 速度範囲毎に行になっていますので、変更する加工速度範囲の行をクリックして選択状態にして、【編集」ボタンをクリックします。
彫刻設定ダイアログが表示されるので、「加速の長さ」の値を変更して下さい。
OKボタンをクリックすると、設定が変更されます。
D 傾斜彫刻の場合も同様に行って下さい。
E 設定が終わったら、【ダウンロード】をクリックして、「設定のダウンロード」を行って下さい。
注意 「最高速度」が速すぎる場合は、設定を分割して下さい。
例) 速度の範囲が0〜150に設定されているが、実際に助走距離を短縮したいのは速度が30以下の時だけの場合