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■ 焦点レンズ

レーザー管から発せられたレーザー光は、反射鏡で設定された光路を通り、焦点レンズを通過します。焦点レンズを通過したレーザー光は屈折し、集光され、レーザー加工が可能となります。加工素材の焦点位置がずれていたり、光路がずれて焦点レンズに対してレーザー光が直角に入っていない場合は、適切な加工ができません。

RSD-SUNMAX-QSシリーズは平凸レンズを使用しています。標準で焦点距離50.8mm(2インチ)のレンズが搭載されています。オプションで焦点距離101.6mm(4インチ)レンズも装着可能です。

■ 焦点距離

焦点距離101.6mm(4インチ)レンズは、標準の焦点距離50.8mm(2インチ)レンズと比較して焦点距離が長くなることにより、焦点位置付近のレーザー光がより絞られているため、厚物の切断や、深彫りの彫刻に向いています。
しかし、それぞれのレンズ搭載場所は同一のため、101.6mm(4インチ)レンズの場合は加工素材をレーザーヘッドから離す必要があり、素材に厚みがあるものは、加工できない場合があります(焦点距離50.8mm(2インチ)のレンズの場合と比較して、格納加工素材サイズの厚み(高さ)が50.8mm(2インチ)程度小さくなります)。
便宜上 50.8mm(2インチ)は、50mmレンズ 101.6mm(4インチ)は、100mmレンズとして表記しています。 

レーザー加工機の焦点位置

■ 貫通試験

焦点レンズの違いを確認していただくために、比較情報を公開しています。

重ね合わせアクリル板の貫通試験を参照して下さい。

■ レンズの購入

レーザー館よりご購入いただけます。

■ 焦点合わせゲージ

焦点合わせゲージのデータはこちらよりダウンロードできます。焦点合わせゲージの作成方法についてもダウンロードページにてご案内しております。アクリル板などを使用して、自作してください。






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