■ 設定の移行
また、代替機など、一時的にレーザー加工機の機体を変更して使用する場合も、設定ファイルを移行する必要があります。
※ 今までLaserCut 5.xを使用していて、コントローラをMPC6585に変更した場合の設定の移行(LaserCut5.xの設定 → LaserCut 6.1Jの設定)については、こちらを参照して下さい。
■ 移行方法
A エクスプローラを使用して、LaserCut6.1Jがインストールされているフォル
ダを開きます。通常はC:\LaserCut61Jです。
B フォルダ内にある以下の11種類のファイルを探します。
・CFG.TXT
・LASER.TXT
・CFG.EOL
・LASER.EOL
・TMP.FTP
・connecttype.ini
・LTCOMMCFG.ini
・syscfg.INI
・syscfg_*.ini
・SysCFGEvent.ini
・TMP.PTP
※ 使用するOS、環境により、画像と表示が異なる場合があります。拡張子を表
示させてください
※ 使用状況により、上記11種類のファイルの内のいくつかが存在しない場合はあ
ります。無い場合はコピーする必要はありません。
※ 上記「syscfg_*.ini」とは、syscfg_1.ini、syscfg_2.ini、syscfg_3.ini 〜 の
ように、アンダーバーのあとに数字に付加されます。これは、制御用パソコン
と接続されるレーザー加工機機体が変化した場合、あるいは、LAN接続で、
レーザー加工機を複数台接続した場合などに、各機毎の設定ファイルとして生
成されます。フォルダ内に複数のsyscfg_*.iniファイルが存在する場合は、全
てコピーしてください。
C 上記指定のファイルをコピーして、デスクトップなどに保存してください。再
び元に戻すときに必要になりますので、無くさないように注意してください。
D LaserCut6.1Jがインストールされているフォルダを削除します。
E 新しいLaserCut6.1Jをインストールします。
F エクスプローラで新しいLaserCut6.1Jをインストールしたフォルダを開き、
前記Bでコピーしておいた11種類のファイルを上書きコピーしてください。
これで設定の移行は終了です。LaserCut6.1Jを起動してください。