モノクロビットマップデータの傾斜彫刻
黒と白の2色(モノクロ2階調)のビットマップ(.bmp)の画像データから、色に応じて加工を行います。
ゴム印を例にあげますと、一般的にゴム印面は凸彫りですが、印面強度を上げるために「ショルダー」と呼ばれる彫刻断面を台形にしたり、あるいは段差をつけて強度を増し、捺印したときに印面の潰れを防止しする加工方法が必要となります。 RSD-SUNMAXシリーズの「傾斜彫刻」は、ショルダーの形成に欠かせない機能を有しているため、効率よく自然な印面の仕上がりを実現します。
SUNMAX LaserCut 5.xで傾斜彫刻加工を設定する際は、ビットマップデータをインポートし、加工モードを「傾斜彫刻」とします。また、「傾斜彫刻の設定」で、レーザー出力や彫刻速度などと同様に「傾斜幅※1」の設定が行えます。
右上の加工モードから選択。
1000dpi以上の解像度の画像であってもSUNMAX LaserCut 5.xにはインポートはできますが、加工仕上がりに変化はありません。
また、低解像度の画像データであっても加工は可能ですが、画像に合わせた加工状態となります。